住宅メンテナンスのタイミング

塗装メンテナンスは屋根、外壁だけではありません

新築から約10年で訪れる住宅メンテナンスのタイミング。

どうして約10年なの?と疑問に思われる方も多いかと思います。

屋根外壁に塗装されている塗料の耐用年数が約10年の塗料が多いため、塗料の塗膜防水性が低下し、苔や藻の発生やひび割れなどの経年劣化が発生してきます。そのため、塗装後約10年が住宅メンテナンスのタイミングと言われています。


また、付帯部分は耐用年数が約2年~の塗料が多いため、屋根や外壁のメンテナンスと同時に塗装を施すことが多いです。


住宅メンテナンスは外壁塗装の他に、屋根塗装、屋根重ね葺き(カバー工法)、屋根葺き替え工事、外壁はり替え工事、防水工事など様々なメンテナンスがあります。

今回は、屋根の付帯塗装工事に焦点を当て、工事前の調査から工事が終わったあとのお引渡しまでの流れを写真と共にご説明していきます。

塗装工事の前にご自宅の劣化状態を確認することが大切

ご自宅に必要なメンテナンスをするために。

外装劣化診断士による建物診断

現地調査では、外装劣化診断・雨漏り診断士などの有資格者に調査を依頼しましょう。

外装劣化診断士や雨漏り診断士は、見逃しがちな細かい箇所の劣化を見つける事ができるだけでなく、劣化症状の原因の説明をしっかりお伝えすることができるので、ご自宅に必要なメンテナンスをご提案することができます。


また、屋根など目視で見えない箇所は可能であれば、動画で撮影してきてもうらことを推奨いたします。

写真の場合は、違う建物の劣化写真とすり替えてしまう悪徳業者もいますので、可能であれば、映像で残してもらえると安心ですね。


2022年4月1日から、2006年以前に建てられた建物の場合は、建築物石綿含有建材調査者によるアスベスト調査が義務化されておりますので、建築物石綿含有建材調査者が在籍しているリフォーム会社を推奨いたします。

坪数ではなく、塗装面積で算出したお見積り

相見積りのポイント

お見積りの提出

建築図面から塗装面積を算出し、必要なメンテナンス工事のお見積りを作成します。


相見積もりをとられた際に、同じ塗料同じ工事なのに金額が違うということがあるかと思います。

その際は、下記の内容を是非ご確認してみてください。

①面積が坪数ではなく、塗装面積から算出されているか

②塗装に必要な塗料缶数がお見積りに記載されているか

③追加の費用が発生しないか


サンエースリフォームでは、お見積り提出の際に診断写真と動画をもとに必要なメンテンナンスをしっかりとご説明させていただきます。

建物ごとに適切なメンテンナンスをおこなうことで、お家を長く保つことができます。 外装劣化診断、雨漏り診断、お見積りに関しましては無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

ご契約後は色決めなどの打ち合わせ

外壁や屋根の色だけでなく、付帯など様々な部分があります

工期や色決め

ご契約後は外壁の色や工期を決めていきます。

例えば、「黒」といっても様々な「黒」がありますので、色見本帳を見せてもらい決めていく流れになります。

近年では、単色塗装だけではなく、1階と2階で異なる色を塗装するツートン塗装も人気です。


外壁や屋根の色が決まったら、次は付帯の色とシーリング材の色を決めていきます。

付帯はホワイトやブラック、ベージュが人気のお色になります。

ご自宅の色バランスをシュミレーション画像として作成してもらうのもいいかもしれません。

工事前にはご近隣のみなさまへご挨拶

必ずおこなってもらいましょう

近隣挨拶はどのようなもの?

工事が始まる前に必ずご近隣の方へ担当がご挨拶に伺います。

どのような工事をいつからおこなうのかなど、ご説明をさせていただきます。

屋根塗装の「塗装」は瓦だけ?
屋根の付帯を解説!

屋根塗装は、瓦だけでなく、屋根の付帯も同時に塗装することが一般的です。

同時に塗装することで、屋根全体の耐久性の向上に繋がります。


屋根の付帯は、主に棟板金・谷板金・ケラバ板金・換気棟・雪止めなど鉄素材の付帯になります。
それぞれの役割をご紹介していきます。

屋根付帯の種類と役割

屋根板金にも様々な種類があります。

  • 棟板金

    棟板金は屋根の最も高い部分に設置されている板金になります。


    屋根材が頂上部分で合わさる際に必ず隙間が出来てしまいます。

    その隙間部分に貫板という木材を被せ、その上に棟板金を被せることで、屋根の頂上部分の隙間を埋めることで雨水の侵入を防ぐ役割があります。
    近年では、貫板をプラスチック樹脂製にすることで、さらに防水性を高めた施工も増えています。


    また、屋根裏がある住宅には換気棟が設置されているケースが多いです。
    換気棟は棟板金にはない換気孔がついており、熱気や湿気などを排出する役割があります。

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  • 谷板金

    屋根の谷部分(凹み部分)に設置されている板金です。


    谷板金は別名「谷樋」とも呼ばれ、その名の通り雨水を雨樋に流れるようにする役割を持っています。
    また、谷板金は全ての屋根に設置されているわけではなく、凹みがある屋根にのみ設置されています。

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  • ケラバ板金

    ケラバとは切妻屋根など棟(最も高い部分)から谷(最も低い部分)で雨樋がついておらず、外壁から飛び出している斜面に被せた板金になります。


    ケラバを設置することで、屋根の下に雨水が侵入することを防ぐ役割を担っています。

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屋根付帯は板金だけではあません

降雪地域の屋根にはかかせない付帯

雪止め

雪止めとは、屋根に積もった雪が一気に地面に落ちるのを防ぐ為の屋根付帯です。
屋根の下部分に設置されています。

CHECK!

屋根付帯の塗装ポイント

こちらの工程がおこなわれていないと、せっかくの塗装が長持ちせず、塗膜剥離などの劣化を早めてしまう恐れがあります。
また、雨漏りを誘発してしまう恐れもあるため、大切なポイントになります。

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    ケレン作業

    板金などの鉄部を塗装するさいは、ケレンをおこなうことで、塗料がしっかりと密着します。

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    POINT02

    錆止め塗布

    ケレン作業のあとは錆止めを塗布します。

    降雨の影響を一番受けるのが屋根ですので、錆びやすい鉄部は錆止めを塗布することが必要不可欠です。

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    POINT03

    板金ビス打ち替え

    経年劣化により、板金を留めている釘が浮いてしまっていたり、抜けているケースが殆どです。

    板金を留めている釘が抜けてしまうと、強風で飛ばされてしまう恐れがありますので、注意が必要です。


    ビスへ打ち替えることで、下地の貫板(木材)が伸縮した場合も抜けることがなく、安心です。

屋根塗装工事の工程

足場から引き渡しまで

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    1.足場・養生

    足場の搬入をおこないます。

    足場の種類も様々ですが、サンエースリフォームでは作業性と安全性に優れたくさび足場(ビケ足場)を使用しております。

    また、塗料の飛散を防ぐために、養生シートで保護していきます。

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    2.高圧洗浄

    屋根塗装の前に専用の高圧洗浄機にて外壁に付着している汚れやチョーキング、苔、カビなどを洗い流していきます。

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    3.下地処理

    クラック(ひび割れ)が発生している箇所を補修していきます。

    シーリングが劣化している場合は、シーリング充填施工もおこなっていきます。

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    4.屋根塗装

    屋根塗装をおこなっていきます。

    基本的には下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りになります。


    塗装に不向きな屋根材もありますので、ご自宅の屋根材は何かしっかりと診断してもらうことが大切です。

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    5.屋根付帯塗装

    屋根の付帯塗装をおこなっていきます。

    屋根付帯は棟板金、谷板金、雪止めなどがあります。

    板金や雪止めは鉄素材ですので、ケレン作業後に錆止めを塗布、中塗り、上塗りの工程になります。


    また、板金を留めている釘が浮いている、抜けてしまっている場合は、ビス打ち替えにてご対応させていただいております。

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    6.縁切り作業・タスペーサーの設置

    屋根塗装の仕上げは縁切りを行います。 瓦同士の接合部に隙間を開け、雨水の滞留を防ぐ為、とても大切な工程です。

    タスペーサーの設置と縁切り施工により、雨水が瓦に滞留せず、雨漏り防止に繋がります。


    全ての塗装作業完了後に足場の解体と清掃作業をおこないます。


    お施主様とともに仕上がりを確認していき、問題がなければお引渡しになります。

サンエースリフォームのこだわり

大切なお家を長持ちさせる塗装を

  • サンエースリフォームの屋根外壁塗装工事

    サンエースリフォームではお見積りのご提案前に、必ず現地調査をおこなわせていただいております。

    現地調査では、外装劣化診断・雨漏り診断士が建物の診断と塗装面積の算出をおこないます。

    算出した塗装面積からお見積りを作成し、診断写真と動画をもとに必要なメンテンナンスをしっかりとご説明させていただきます。


    建物ごとに適切なメンテンナンスをおこなうことで、お家を長く保つことができます。


    また、サンエースリフォームでは、工事の流れやどのような施工をするのかなどの不安を少しでも解消したいという思いから、お施主様や近隣のみなさまに向けたチラシを配布させていただいております。


    外装劣化診断、雨漏り診断、お見積りに関しましては無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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  • 一級塗装技能士による丁寧な塗装

    塗装においてのプロと言えば「一級塗装技能士」。

    塗装技能士資格は一級から三級に等級が分かれており、一番高い等級が「一級塗装技能士」になります。

    「一級塗装技能士」は塗装に関しての知識のみならず、十分な実務経験(実務経験7年以上、または2級合格後2年以上、3級合格後4年以上)と技術力がある一部の職人のみが有することができる資格になります。

    試験内容も筆記試験では塗装一般・材料・色彩・関係法規・安全衛生・建設塗装法の問題が計50問だされ、100点満点中65点以上で合格、実技ではハケ塗り・けがき線・調色・パテ・スプレー塗装・玉吹き・ヘッドカットがあり、100点満点中60点で合格となります。 「一級塗装技能士」の合格率は約50%前後になります。


    弊社では、一級塗装技能士が塗装工事の職長を担当させていただきますので、標準仕様施工に沿った丁寧な塗装を施させていただきます。

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サンエースリフォームニュース

東村山市・所沢市・小平市

  • サンエース通信

    東村山市にお住まいの方へご送付させていただいるサンエース通信の8月号が発行されました。

    サンエースリフォームの現場レポートや、生活のお役立ち情報などをご紹介しております。

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  • YouTubeチャンネル「現場メシ【職人ドキュメンタリー】」さんに取材していただきました!

    【職人密着】夏のビールが沁みる...娘のために働く塗装職人の現場メシ!
    塗装&板金の職人コンビに密着【ドキュメンタリー】


    今回取材してくださったのは、YouTubeチャンネル「現場メシ【職人ドキュメンタリー】」さんです。


    同チャンネルは現場で働く職人さんの1日に密着するドキュメンタリー番組。さまざまなお話を伺いながら職人さんの素顔に迫りつつ、1日の終わりには、疲れた体を癒す最高のメシを食らい「旨い!」の表情もお届しています!


    動画はこちら
    【https://www.youtube.com/watch?v=SKOz5ohYP34】


    登場する職人さんは、株式会社サンエースリフォームの一級塗装技能士の奥智行さんや、板金職人の南澤邦彦さん。


    また、弊社のYoutubeチャンネルでも取材の裏側を捉えた動画が公開されておりますので、こちらも是非ご覧ください!


    YouTubeチャンネル「株式会社サンエースリフォーム」
    【https://www.youtube.com/@sun-ace-reform/featured】


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2024年度 東村山市の住宅修改築費補助制度(住宅リフォーム補助金)の内容詳細が東村山市の市報5月号に掲載されました。 昨年の東村山市住宅修改築費補助制度は予算を超える応募があり、抽選を実施しておりました。 今年度も大勢の方の応募が予想されるため、住宅リフォーム補助制度のご利用をご検討されている方は要チェックです。 東村山市の住宅修改築費補助制度のみならず、火災保険やその他補助金・助成金を利用した工事をご検討されている方は、サンエースリフォームが補助金・助成金の申請から工事まで全面サポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

お気軽にお問い合わせください。

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営業時間 9:00~18:00

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お客様に安心してご依頼いただけるよう最初に有資格者がお家の健康診断にお伺いしております。建物の診断と工事見積りは無料となりますので、お家のリフォームをお考えのお客様は、まずは気軽にお問い合わせください。

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