屋根塗装、外壁塗装工事後のトラブル３選|東村山市の屋根外壁塗装は株式会社サン・エースリフォーム

塗装後に「思っていた色と違う」というトラブルが起きてしまう事があります。

塗料番号も色番号も間違ってはいないのに、なぜ「塗装後に色が変わってしまう」のかを解説していきます。

例えば、外壁の色がベージュのご自宅で、「今回も塗装も今と同じベージュがいい」と希望された場合、先程お伝えしたように、ベージュにも様々なベージュがあるため、前回の塗装の際に使用した色番号が分からない場合は、全く同じ色に塗装することが難しくなってしまいます。
もし色番号がわかり、同じ色を発注できたとしても、現在のご自宅の外壁は前回の塗装から紫外線などで"劣化した外壁の色"になるため、塗装後に色が違うという現象が起きてしまいます。

色選びの際は、イメージとどれくらい変わってしまうことがあるのかを担当さんに確認しておくことを推奨いたします。

また、外壁には凹凸があり、太陽光の当たり具合で色が変わって見えてしまうことがあります。給湯器裏など前回塗装がされておらず、今回塗装する場合は、少し浮いて見えてしまう場合もあります。
同様に、1回目の塗装なのか2回目の塗装かどうかで、色が変わってしまうこともあるということを事前に知っておくことで、塗装後の色違いトラブルを未然に防ぐことができるのではないでしょうか。

住宅には雨樋や軒天上、庇、換気口など様々な付帯部分があります。

見積りの記載が「付帯」としか書かれておらず、どこの付帯部分を塗装するのか不明な場合は注意が必要です。

例えば、雨樋は塗装してあるけど、換気口は塗装されておらず、施工後に「塗り忘れてますよ」と伝えても、「元々塗装の予定はないですよ」などという塗装箇所の認識の相違が発生してしまう恐れがあります。
同様に、塗装予定ではないと思っていた場所が塗装されてしまい、イメージ通りの外観にならない場合も御座いますので、塗装箇所を事前にしっかりと確認することがポイントです。

外壁や屋根などの塗装箇所の素材や劣化状態に合わない塗料で塗装した場合や、塗料の塗布量を守らず、分厚くまたは薄く塗装してしまったり、塗り重ね乾燥時間が不十分な状態で塗装してしまうと、塗料本来の性能を十分発揮できずにひび割れや塗膜の膨れ、塗膜剥離などの劣化が、耐久年数より早く発生する可能性があります。

不具合のある建物の工事の際は、塗料の種類や塗装回数など念入りに打ち合わせ、確認が必要なため、業者選びの際にしっかりと打ち合わせをし、打ち合わせ内容をまとめた議事録を取り交わしてくれる業者を選びましょう。

また、施工を担当する塗装職人の腕次第で仕上がりが変わってため、こちらも「一級塗装技能士」に担当してもらえると、仕上がりも安心できるのではないでしょうか。

「一級塗装技能士」については、こちらの記事で解説していますので、一読していたけますと幸いです。
https://sun-ace-reform.jp/wall_painting2/20240903173045/