外壁塗装の相見積もりは何を比較するべきか｜株式会社サンエースリフォーム

ポータルサイトなどを利用して、外壁塗装のお見積もりを取得後に確認する５カ条は以下の通りです。

〇材料　

塗料メーカー、塗料名。

まずは、メーカー名ですが、塗料メーカーの大手は、日本ペイント・関西ペイント・SK化研等です。

代表的塗料名は、パーフェクトトップ・ダイナミックTOP・プレミアムシリコン等です。

こちらは、ラジカル制御型塗料(ラジカル塗料)です。

シリコン、フッ素、ウレタン等の樹脂タイプのみの表記には注意してください。

シリコン塗料一つとっても値段はピンキリです。

また、無記名の際は、一番安く手に入る塗料と考えてください。

余っている塗料を混ぜて使用されるケースもあります。

〇工事内容

塗装、重ね葺き。打ち替え、増し打ち。

屋根工事に関しては、塗装職人による塗装工事なのか、板金職人による重ね葺き工事なのか

確認してください。塗装専門店の際は板金工事に対応できないこともあります。

特に、雨漏りをしている現場では、塗装では改善しないケースは多いです。

また、シーリング工事においては、既存シーリングを撤去し新規で打ち込む、打ち替え。

既存シーリングを撤去せずにさらに増して打ち込む増し打ち工事があります。

施工場所、既存シーリングの状況により工事内容の提案は会社判断が異なります。

〇面積

外壁面積、付帯面積・メートル数。

外壁の面積の算出方法は各社違います。１級建築士が同じ図面から計測しても

全く一緒の面積が算出されることはありません。3社見比べただけでも５０㎡違うケースもザラです。

外壁面積同様に、屋根面積、雨樋などの付帯の長さも３社比較すれば違いが必ず発生します。

CADなどのコンピューターを採用した計測でも、人の手によって数量を入力しますので、

面積は変わります。ただ、コンピューター計算を採用するケースは正確な値の近似値になりますが、

１件の建物の面積を測るだけでも数万円の費用が掛かります。

〇プラン数

昔で言う、松竹梅です。ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素、無機などのプランが考えられます。

シリコン系の塗料を一つとっても何種類もプランが出来ますので、こちらから塗料を指定するのも

手ではありますが、耐久年数１０年から１５年耐久のラジカル系塗料が主流ですので、

耐久年数目安を伝えるのも一つの手です。

〇保証年数

会社設定により2年から１０年が一般的です。

また、保証の内容も様々ですので内容を確認しましょう。

また、口約束にならないようにしっかりとした証書を発行してもらいましょう。

塗膜の剥離、剥がれが保証対象の基本ですが、保証対象外の部材もあり得ます。

外構、木部、直貼りサイディング等は、塗装施工マニュアルに塗装をしても

剥がれるケースは多いです。