雨樋の種類とお勧め雨樋をご紹介！ホームセンターで揃う樋の詰まり解消方法も！|東村山市のメンテンナンス工事なら株式会社サン・エースリフォーム

一般住宅に主に使用されている雨樋の種類と素材をご紹介！

【雨樋の種類】

ご自宅の雨樋はどのような形をしていますか？

雨樋の形は主に半円型、角型、特殊型があります。

・半円型

筒を半分に割ったような形状の雨樋になります。

半円型は、一般住宅に馴染みのあるベーシックな雨樋です。

・角型

見た目は写真のように角ばった形状です。

半円型よりも雨水を受け止める容量が大きいため、排水能力も高い雨樋になります。

・特殊型

北海道や東北地方などの積雪が多い地域に使用されている雨樋になります。

積雪が多い地域では、溶けた雪が雨樋に流れ、低温で水が凍り、雨樋を破損してしまうケースがありますが、雨樋に覆いがある特殊型は内部へのダメージを防ぐ仕様になっております。

積雪地域にはお勧めの雨樋ですが、積雪があまりない地域には馴染みのない雨樋になります。

【雨樋の素材　メリットとデメリット】

・塩化ビニール（塩ビ）

一般住宅で最もポピュラーな素材で軽量で組み立てもしやすいため、リーズナブルな素材になります。

耐久性が低いため、定期的なメンテンナンスが必要です。

・ガルバリウム鋼板

錆びにくく、耐久性が高いため、近年人気の素材になります。

価格帯は塩化ビニール（塩ビ）と比較すると、高額になります。

・その他合成樹脂

スチール（鋼）の心材を樹脂で覆ったタイプの雨樋になります。

耐久性と価格帯のバランスのとれた素材になります。

・銅

社寺仏閣などに使用されている素材で錆びに強く耐久性が高く、年数が経つと緑青色に変化し、防食機能が高まるのが特徴です。集水器部分にデザインが施されている物もあり、意匠性があります。

価格帯はガルバリウム鋼板よりも高額な素材になります。

雨樋の耐用年数は約15～30年です。塗装をすることで雨樋の塗膜防水性を高めることで、錆びの発生を抑え、穴があいてしまうことを防ぐことができます。 雨樋が外れてしまったり、破損してしまった場合はご自宅に適した形状の雨樋に変えてみてはいかがでしょうか。

①軒樋

軒先に屋根に沿うように横に設置されている樋になります。

屋根から流れてくる雨水を始めに受け止める箇所です。

②集水器

屋根から軒樋に流れた雨水を集め、竪樋に排水するため部位です。

③止まり

雨水が流れ落ちないように設置されている軒樋の端部分になります。

④エルボ

竪樋（縦樋）の角度を変えるための継手になります。

⑤呼び樋

竪樋（縦樋）と軒樋をつなぐための樋になります。

⑥竪樋（縦樋）

地面と垂直（縦）に取り付けられている樋になります。

軒樋から流れてきた雨水を地面に流すための部位です。

⑦縦樋金具

竪樋（縦樋）を支えるために外壁に設置される金具です。

樋が詰まってしまい、雨水が溢れてしまうというご相談を受けることがあります。

樋が詰まってしまう原因は、風で飛ばされてきた枯葉や砂が軒樋にたまってしまうことで詰まりが発生します。

そのまま放っておくと、枯葉や砂が雨水を含み、泥のようになることで樋の詰まりを悪化させてしまうこともありますので、定期的な清掃が大切です。

雨樋の清掃は雨樋や集水器部分にたまってしまった枯葉などをトングや小さい箒で除去し、ホースで雨樋に水を流すことで詰まりのない雨樋を維持することができます。

集水器の奥が詰まってしまっている場合は、ブラシつきのパイプクリーナーで詰まりが解消されるケースが多いです。

一階部分の低い位置に設置されている雨樋の場合も危険が伴いますので、一人で作業せずに、二人など複数人でおこない、梯子を使用する際は必ず梯子を支えてもらって下さい。

二階以上の雨樋は高い位置にあるため、とても危険なので専門の清掃業者さんに依頼しましょう。

火災保険が適用される条件の一つとして、「自然災害の破損」があげられます。

下記の記事でサンエースリフォームが実際におこなった火災保険を適用した雨樋交換工事の例を特集させていただいておりますので、是非ご一読ください。

https://sun-ace-reform.jp/wall_painting2/20240121221351/

定期的な点検をおこなうことで、劣化や破損を早期発見することが可能になります。

サンエースリフォームでは、外装劣化診断士、雨漏り診断士など診断のプロが在籍しております。

建物の劣化原因をしっかりと診断、映像や画像とともにお施主様にご説明いたします。

外装劣化診断、お見積りに関しましては無料でおこなっておりますので、お気軽にお問合せください。